辞めることは「悪」じゃない!保険業界18年のベテランFPが教える新卒で入った保険会社の営業を辞めたいと思ったときに考えてほしい3つのこと

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就活を必死に頑張って入社した大手保険会社で、最初に就いた仕事が営業だった。

やる気はあったがなかなかうまくいかず、営業成績はまったく伸びず、上司からは叱責されるようになり、どんどん自信がなくなってきた。

このまま続けていたら自分自身が潰れてしまいそう・・・

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

初めて入社した会社で、右も左もわからないままで放り込まれた「営業」という世界は想像以上に厳しいものがあると思います。

その中でもがき苦しんで、会社を辞めようかどうか迷っているあなたに、保険業界で18年勤め上げたベテランFPの私が、辞めることは全然「悪」じゃない!ということを伝えたいと思います。

辞めることは「悪」じゃない!保険営業にも「向き・不向き」がある!

つい今しがたお伝えしたばかりですが、大事なことですのでもう一度いいます。

辞めることは「悪」ではありません。

なぜなら、保険の営業には一般的な会社員とは違う「向き・不向き」があるからです。

保険営業に向いている人・向いていない人

保険営業に向いている人には8つの特徴があります。

  1. 礼儀正しい
  2. 清潔感がある
  3. 前向きで向上心がある
  4. 聴き上手
  5. 新しい情報をキャッチできる
  6. 勉強熱心
  7. 人の意見を素直に聞き入れることができる
  8. 相手の立場に立って行動できる

この8つの特徴に当てはまるものが多くある人は、保険の営業に向いているといえます。

しかし、次に挙げる8つの特徴に当てはまるものが多くある人は、逆に保険の営業には向いていない可能性があります。

  1. 失礼で横柄な態度
  2. 不潔
  3. ネガティブで向上心がない
  4. 自分の話ばかりする
  5. 新しい情報に疎い
  6. 怠け者で勉強しない
  7. 反対意見ばかりで人の意見を聞き入れようとしない
  8. 自己中心的な行動が目立つ

向いていなければ早く転職を決断したほうが有利な点も

あなたがもし、「自分は保険の営業に向いていない」と感じたら、早めに転職を決断したほうが有利かもしれません。

厚生労働省のデータ「転職者比率の推移を男女別・年齢階級別」を見ると、15~24歳までの転職者が一番多く、この階層を境に転職する人(できた人)の割合はどんどん減少していくのがわかります。

これは、転職を希望する人が「転職に年齢(キャリア)は関係ない」と考えるのと同時に、採用する企業側も「できるだけ若い方が可能性がある」と感じているからだともいえます。

ブラック企業という社会問題もある中で、いかに自分が働きやすい環境を探すかというのもポイントになってきていることは確かです。

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ただし、辞める前にもう一度だけ「辞めたい理由」を考えてみよう

同じ会社に長年勤めている会社員でも、「会社を辞めたい」と思ったことは一度はあることでしょう。

そんな人から見たら、「すぐに辞めてしまう若者」という風にみられてしまうかもしれません。

もしかしたら、あなたの悩みも一度立ち止まって考えてみたら違う答えが隠されているかもしれません。

辞めたい理由が職場環境にあるなら転職もあり

もし、あなたが会社を辞めたい理由が人間関係や待遇面などの職場環境にあるとしたら、転職をするという決断は間違いではありません。

職場での人間関係、特に上司によるパワハラやセクハラに悩んでいるなら、それはあなたの問題ではなく会社の問題です。

本来であれば、営業(顧客)に100%の力を注ぎたいところが、そのほとんどを上司や会社に吸い取られてしまい、本来の仕事である営業に向き合うだけの気力は残らないのが現状だと思います。

そんな会社で「辞めたい」と一言でも漏らせば、こういった言葉が投げつけられます。

ここで結果が出ないなら、どこに転職しても同じ結果だぞ!

部下の指導ができない上司がよく使う言葉ですが、適材適所という言葉があるように、人間誰しも活躍できる場所が必ずありますし、今いる場所は本来あなたがいるべき場所ではないかもしれません。

このような職場環境であれば、一日でも早く「あなたのために」転職をするべきです。

辞めたい理由が営業成績なら改善の余地もあり

逆に、もしあなたの辞めたい理由が「営業成績が上がらないから」「契約が取れないから」であれば、それは営業手法や考え方を改善すれば解決する問題でもあります。

そのためには、次の5つのポイントに沿って進めてみる必要があります。

  • 現状を把握する
  • 改善方法をまずは自分で考えてみる
  • 上司や先輩にその改善方法は正しいか確認する
  • 正しい改善方法を試してみる
  • トライ&エラーを繰り返す

これができれば、ほとんどの場合で営業成績は改善されていくことでしょう。

営業成績が上がってくれば、転職をしたいと思う気持ちもなくなってくるのではないでしょうか。

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それでも辞めるときは必ず次の転職先を決めておくこと

いろいろ考えた結果、保険会社を辞めることを決断することになったとき、「とりあえず辞める」ということだけは絶対に避けなくてはいけません。

なぜなら、次の会社に転職したいと考えたとき、退職から時間が経っているとその空白期間が会社にとってネックになるからです。

転職先は少なくとも退職の1ヶ月前に決めておくこと

新しい転職先は、退職をする少なくとも1ヶ月前(できれば3ヶ月前)までに決めておくと良いでしょう。

なぜなら、新しい会社を見つけて履歴書を送り、支社面接、本社面接と進んでいき、仮採用、本採用となるまでには少なくとも1ヶ月はかかるからです。

また、新しい会社に面接に言ったとき、履歴書に「在職中」と書いてあるのと「退職」と書かれているのでは印象がまるっきり異なります。

早く辞めたいからといって、何の準備もなしに退職をしてしまうと後が大変になることがありますので注意が必要です。

新卒でもできる自分を必要としている会社の探し方

転職先を早く決めたいなら、縁故(家族や親せきなどの紹介)が一番早く決まりますが、すべての人がそううまくいくわけではありません。

しかもまだキャリアのない新卒の場合、使えるスキルもなければ経験もありません。

そんなときでも、自分を必要としてくれる会社をピンポイントで探してくれるのが転職サイトです。

転職サイトにはエージェントが多数在籍していて、あなたの希望に合った企業を探してくれたり、転職のためのアドバイスをくれたりと、あなたの転職が成功するように導いてくれます。

そのほかにも、履歴書の書き方や面接の受け答えなどについてもアドバイスをくれるので、安心して転職活動を行うことができます。

転職サイトの多くは登録・利用ともに無料で、転職サイトによって扱う転職案件が異なりますので、より効果的に転職サイトを利用するには最低でも2つの転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

登録から転職・入社までは時間がかかりますので、早いうちに登録を済ませ、エージェントと打ち合わせをしておきましょう。

以下は、各業種別のおすすめの転職サイトです。

まとめ

「石の上にも三年」という言葉がありますが、保険の営業に関していえば「向き・不向き」が確実にあります。

あなたがもし上司に無理な我慢を強いられているようなら、そこに3年もいたら体も心も壊れてしまうかもしれません。

保険業界の2年目の離職率は80%を超えるといわれていますので、それだけ大変な仕事であることは素人目にもわかります。

最後にもう一度いいますが、辞めることは「悪」ではありません。

あなたが輝ける場所はいくらでもありますし、今いる場所は同ではない可能性があります。

もちろん経験を積むことは大切ですが、そこで働き続けることで本当に価値ある経験が積めるのか、しっかりと考えてみましょう。