生命保険の特約だけを解約する方法と絶対に忘れてはいけない3つの注意点

手続き 生命保険の解約

生命保険は、その保障内容が主契約と特約に分かれています。

医療保険でいえば、主契約が入院給付金、特約は先進医療特約というようなイメージです。

保障内容を決めるときは、まず主契約をいくらにするか決め、そして必要に応じて特約を追加するという流れを取ります。

しかし、もし契約後に保障内容を見直したいと考え、特約だけを解約したいとなったとき、それは可能なのでしょうか?

生命保険の特約だけを解約する方法

特約だけを解約することは基本的には可能です。

その方法について以下に解説しますのでご覧ください。

保険会社のカスタマーセンターや担当の営業マンに連絡をして手続きを進める

まずは保険会社のカスタマーセンターや担当の営業マンに連絡をして手続きを進めることからはじめます。

解約の場合は営業マンに連絡をすると「解約阻止」をしようとして時間がかかる場合がありますが、特約のみの解約であれば営業マンの成績もそこまで落ちることはありませんので、素直に手続きを進めてくれるでしょう。

まずは「特約を解約したい」と連絡を入れて、どの特約を解約したいかを伝えた後に送付されてくる特約の解約書類に必要事項を記載して返送すれば手続きが完了します。

基本的な流れや記入方法は、通常の解約方法と同じですので特に難しいことはありません。

逆に特約だけを残すことはできない

生命保険の契約では、特約を解約(もしくは減額)することは可能ですが、逆に主契約だけを解約し特約だけを残すことはできません。

魅力的な特約があったとしても、それだけを残して他をすべて解約するようなことは、どこの保険会社であってもできませんので覚えておきましょう。

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特約の解約時に絶対に忘れてはいけない3つの注意点

生命保険の特約を解約すること自体は難しいことではありません。

しかし、注意しなければいけないポイントもありますので、手続きの前に必ず次の3つのポイントを確認しておきましょう。

一見特約に見えても解約できない保障もある

生命保険の保障内容には、一見特約のように見えても違うものがあります。

例えば、終身保険の場合を見てみましょう。

主契約:終身保険
特約:傷害特約、災害割増特約

このように、主契約は終身保険ひとつですからわかりやすいと思います。

しかし医療保険の場合、少しわかりづらく感じると思います。

主契約:入院給付金、手術給付金
特約:先進医療特約、がん入院給付金特約

このように、医療保険の中には主契約に2つの保障があり、「手術給付金はそのままで、入院日額だけを下げたい」もしくは「入院の保障はいらない」といっても、手術給付金とセットになっていますので、片方だけ解約をするということはできない仕組みになっています。

また、この場合の入院給付金は特約ではなく主契約ですので、この保障だけを解約することはできません。

最低保険料との兼ね合いで解約できない場合がある

通常なら解約できる特約でも、ある条件を満たしていない場合には解約できない場合があります。

それは、保険商品ごとに設定されている最低保険料を、特約を解約することで満たさなくなる場合です。

例えば、医療保険の最低保険料は月払いで1,500円だった場合、そもそもの契約の保険料が2,000円で特約を解約することで1,450円になってしまうと最低保険料を下回ってしまいますので、特約の解約はできないという仕組みになっています。

最低保険料の額は保険商品ごと・保険会社ごとに異なりますので、必ず事前に加入している保険会社に確認をしておきましょう。

一度解約をすると元には戻せないので解約は慎重に

特約を一度解約してしまうと、二度と元には戻せません。

もし解約した後に「やっぱり元に戻したい」と思っても、元の契約に戻すことはできませんので、新たに契約し直すか、別の保険会社で加入しなおすことになります。

ただし、同じ保険会社で契約し直す場合、解約をしてすぐに同じ契約を結ぶことが保険会社に認められない場合もありますので注意が必要です。

また、別の保険会社で加入し直す場合も、契約年齢は現在の年齢で計算されますので、保険料は上がる可能性があることを覚えておきましょう。

まとめ

生命保険の特約を解約することは難しいことではありません。

しかし、逆に特約のみを残すことはできませんので注意が必要です。

また、特約は一度解約してしまうと元には戻せませんので、必ず手続きをする前に「本当に解約して良いのか」をしっかりと検討しましょう。