南海トラフ地震に備える!現役FPが教える地震保険の本当の選び方と大地震に備えたいおすすめ防災グッズ10選

地震保険の選び方 損害保険の選び方

阪神淡路大震災、東日本大震災、北海道胆振東部地震など、日本は過去に大きな震災に見舞われてきました。

甚大な被害を受けて、そのたびに地震保険の必要性が叫ばれてきました。

そして、政府の地震調査研究推進本部によれば、30年以内に70~80%という高い確率で発生するといわれているのが南海トラフ地震で、太平洋側の広範囲にわたって甚大な被害が出ると予想されています。

ここでいう「30年以内」とは「30年後」ということではなく、「明日にでも起こるかもしれない」という確率であることを簿得ておく必要があります。

そこで、このページでは誰でも簡単にわかる地震保険の選び方と大地震に備えて私たちができる防災グッズを10個紹介したいと思います。

まだ地震保険に加入していない方や、防災グッズを準備していない方はぜひこの機会に購入しておいてください。

誰でも3分で簡単にわかる地震保険の選び方

「地震保険は難しい」「どうやって選べばいいのかわからない」そう思っている方もいるかもしれません。

確かに地震保険は生命保険などとは違ってその保険金支払いの対象や請求の仕方もわかりにくいイメージがありますが、実は地震保険の選び方にはポイントが3つあります。

  • 地震保険の目的は自宅修復と生活再建
  • 地震保険はどこの保険会社で加入しても変わらない
  • ポイントは火災保険の保障内容と保険料の安さで選ぶこと

地震保険の目的は自宅修復と生活再建

まず地震保険に加入する目的についてですが、地震によって壊れた自宅の修復費用に充てること、そして生活再建のための資金という2つがあります。

地震保険の保険金額は、一緒に掛ける火災保険の保険金額の50%が上限とされていますので、地震によって全壊してしまったときに元通りに修復するほどの資金を得ることはできません。

そのため、仮住まいのホテルなどの宿泊費や賃貸物件の家賃、生活必需品の購入や食費などに保険金を充てて、生活を再建させるための生活費の補てんなどに充てることが目的とされます。

内閣府の防災情報のページでも、住宅再建に必要な金額の平均は約2,500万円としていて、この他にも家財や引っ越し費用などがかかると伝えています。

地震保険はどこの保険会社で加入しても変わらない

では、地震保険はどの損害保険会社を選んで加入するのが一番お得なのでしょうか?

実はどの保険会社で地震保険に加入しても、補償内容や保険料に差が出てくることはありません

ですから、地震保険は火災保険を加入している損害保険会社でセットで加入することになります。

また、火災保険の保険期間中に地震保険を後から追加することもできますので、まだ地震保険に加入していない方は、まずは火災保険に加入している損害保険会社で相談してみると良いでしょう。

ポイントは火災保険の保障内容と保険料の安さで選ぶこと

地震保険はどこの損害保険会社で契約しても補償内容や保険料に差は出ないことは先ほどお伝えしましたが、ではどの損害保険会社で加入しても良いのでしょうか?

答えはNOです。

地震保険は火災保険とセットでないと加入できないところを踏まえて考えると、そのポイントは見えてきます。

地震保険はどの損害保険会社で加入しても差はありませんが、火災保険には差が出てきます

同じ補償内容でも保険料が安い損害保険会社を選ぶことで、「火災保険+地震保険」のトータルでお得に加入することができるようになります。

保険業界18年の現役FPの視点から見るなら、地震保険を選ぶならお得な火災保険を選ぶということになります。

どこの損害保険会社がお得かは、相見積もりを取ればすぐにわかります。

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大地震に備えたい防災グッズ10選

ここでは、30年以内に70~80%の確率で発生するといわれている南海トラフでの大地震などに備え、準備しておくべく防災グッズを10個紹介したいと思います。

もしここであげるグッズをまだ準備していないということであれば、早いうちに買い揃えておきましょう。

防災セット

明治安田生命保険が2011年に行った震災に関するアンケートでは、具体的な震災対策として「防災グッズの準備」と答えた人が前年から10.9ポイント増加し、44.8%で全体のトップとなりました。

特に東海地方、東北、関東では過半数が用意していることもわかっています。

防災セットは一人ひとつが基本です。

保存食や水はもちろんのこと、救急セットや携帯用トイレまで揃っているものがおすすめで、その中でも防災士など防災のプロが監修して販売しているものを選ぶと安心です。

防災ラジオ

震災でライフライン(電気・ガス・水道)が破壊されたとき、情報を早くつかむことが生死の分かれ目になることがあります。

「津波が来る地域」「土砂崩れで通れない道路」「食べ物や飲み物の配給が行われている場所」「開設している避難所の場所」「電気・ガス・水道の復旧する時期」など、被災時に知りたい情報が停電などでテレビが見れないとき、携帯用の防災ラジオがあればすぐに情報を入手することができます。

乾電池だけでなく、手回しで発電できるもの、LEDライトがついているもの、スマートフォンの充電ができるものなど、多機能なものを選ぶことが基本です。

保存食

大震災レベルの被害にあってライフラインがストップしてしまたときのことを考えると、保存食は長期間保存ができて、火を使わなくても食べられるものを準備しておきましょう。

一度炊飯して乾燥させて水に戻すことで美味しく食べられる「アルファ米(年間保存可能)」や、スープ、乾パン、ビスケットなどがおすすめです。

特に小さい子どもがいる家族なら、ビスケットなどのお菓子を一緒に用意しておくと便利です。

また、製造から25年もの長期間保存できる「サバイバルフーズ」というものもありますので、ぜひ一緒に購入しておきましょう。

人間の体の60%は水でできていて、身体の水分の20%を失ってしまうと人は死んでしまいます。

厚生労働省では、1日に必要な水の量の目安を2.5Lとしています。

防災の観点からいえば、3日分の飲み水を確保しておくことが大切ですので、大人一人当たり7.5Lの水を確保しておくことが必要です。

一般的なミネラルウオーターなど、ペットボトルで販売されている飲み水の賞味期限は5年ですが(飲むことができるが外気のニオイなどを吸収して飲みづらくなる)、超長期保存水というものなら12年間保存することができますのでおすすめです。

ただし、ペットボトルは起き場所に困るという声もありますので、そういった方にはウォーターサーバーがおすすめです。

ウォーターサーバーなら電気さえ復旧すればお湯も使えるようになりますので、温かいスープや小さなお子さんの粉ミルクの調乳にも使うことができるので最適です。

おすすめは、1パック12Lが1,900円(税抜)から利用できるコスモウォーターで、サーバーのレンタル料金や配送料なども無料なのでお得です。

非常用トイレ、トイレットペーパー

断水で水が止まってしまったとき、いつもは使えるトイレが水が流れなくて使えなくなることがあります。

そのまま使い続けると衛生的にも良くなく、感染症などの蔓延のリスクに加えて、トイレに行きたくないということから膀胱炎になったり、水を飲むことを控えて脱水症状や脳梗塞になってしまう危険性もあることから、緊急時のトイレの問題を解決することは重要なポイントです。

非常用のトイレなら、和式・洋式どちらのトイレにも設置可能で、抗菌・消臭効果のあるものも多く、衛生面でも優れています。

1回あたり49円とコスパにも優れているので、一家にひとつ準備しておきましょう。

また、トイレットペーパーは箱ティッシュと比べてかさばることがなく(芯を抜いておくとさらにコンパクト)、トイレだけでなく汚れを拭いたり、お皿を拭いたりと使い勝手が良いので一緒に準備しておくと良いでしょう。

救急セット

救急セットは大きなものを準備する必要はありません。

たくさん血が出る大けがをしてしまったときは救急車を呼んだり、病院へ行くことで対応します。

大震災などに被災した場合、避難するときに瓦礫で皮膚を切ってしまったり、転んですりむいたりすることがよくあります。

そのままにしていたらバイ菌が入り、感染症を引き起こしてしまうこともありますので、消毒液や絆創膏、ガーゼなどを準備しておくと良いでしょう。

歯ブラシ、マウスウォッシュ

歯磨きをすることは「エチケット」の問題だけではありません。

阪神淡路大震災や東日本大震災のとき、歯ブラシがなかったことで口腔内が不衛生になり、食べ残しを誤って肺に吸い込んでしまって誤嚥性肺炎を引き起こしてしまい、最悪の場合には死に至るケースも多く見られました。

震災での直接的な被害を免れても、間接的な死亡リスクは残っていますので、歯ブラシやマウスウォッシュなどで口腔ケアをすることの重要性は忘れてはいけません。

紙皿、割りばし、ラップ

震災で水道が止まっているとき、水の使い道は食事に使った食器や箸などを洗うことよりも飲み水が優先されます。

しかし、食べ物の汚れが残ったお皿や箸をそのままにしておくことは衛生的にも良くありません。

そんなときにおすすめなのが、紙皿や割りばし、ラップです。

紙皿や割りばしであれば使い終わったら捨てるだけですし、ラップがあればお皿に巻いてその上にご飯を乗せて食べることで、食べ終わったらそのラップを捨てればお皿が汚れないので洗う必要がありません。

割りばしはコンビニなどでもらったものを保管しておくと購入する必要がなくなるのでおすすめです。

モバイルバッテリー

スマートフォンは、電話で使うだけでなく、情報を入手する手段としても有効なものです。

Twitterでは公共交通機関の公式アカウントが運行情報をリアルタイムで更新し、政府や自治体も最新情報をつぶやいたりしています。

Twitter

Twitter
開発元:Twitter, Inc.
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LINEアプリを使えば、電話が混雑して使えないときでも連絡を取れたりすることもあるので、親子でダウンロードしておくと良いでしょう。

LINE

LINE
開発元:LINE Corporation
無料
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また、停電で真っ暗な中ではスマートフォンの画面の光があたりを照らす明かり代わりにもなります。

このように使い勝手の良いスマートフォンは、使用頻度が高ければそれだけバッテリーの減りも早くなってしまいますので、停電時にも数回分スマートフォンが充電できるモバイルバッテリーを準備しておきましょう。

マスク

マスクは感染症予防のために必ず準備しておきましょう。

また、マスクには感染症以外にも、ホコリなどを吸い込むことを防ぐ(防塵)効果もありますのでおすすめです。

家具が倒れたり倒壊してしまった家の中を歩くときや、瓦礫やゴミで埋まった道路を歩くとき、マスクがあれば舞い上がったホコリを吸い込むことなく楽に息をすることができます。

ホイッスル(笛)

ホイッスルは緊急時に助けを呼ぶとき、自分の存在・場所を知らせるとき、誰かに危険を知らせるとき、声では届かなくてもホイッスルの音なら効果的に届くので有効です。

また、声をあげることは体力を消耗する、のどが渇くことにも繋がりますので、体力を温存するためにもホイッスルは重要なアイテムのひとつです。

小銭

停電時には、スーパーやコンビニ、店舗での支払にカード類は使えなくなり、現金のみの取り扱いとなりますので、数千円~1万円ほどの現金を準備しておくと良いでしょう。

そして、店側もいつもより多くの現金取引をすることで小銭が足りなくなり、紙幣での支払を拒否することもありますので、必ず小銭を多く用意しておくことが必要です。

まとめ

70~80%の確率で30年以内に発生するといわれている南海トラフ地震に備え、まだ加入していないという方は必ず地震保険を検討しておきましょう。

地震保険はセットで加入する火災保険によってトータルの保険料に差が出てきますので、必ず複数の損害保険会社で見積もりを取って比較検討することが大切です。

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また、もしものときに備えて、必ず防災グッズを家族の人数分備えておきましょう。

30年以内といっても30年後というわけではないことを改めて認識して、「明日地震が起きても大丈夫」な準備を心がけましょう。