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その営業は大丈夫?マンション投資の火災保険のメリットとデメリット | FPがこっそり教える「保険会社では教えてくれない」本当の話

その営業は大丈夫?マンション投資の火災保険のメリットとデメリット

マンション経営の火災保険 営業方法

もしあなたが、マンション投資の火災保険の営業をしようと考えているなら、得られるその大きな報酬が一番のメリットではないでしょうか。

しかし、メリットと同じくらい大きなデメリットもあることを知っていますか?

ここでそのデメリットも含めてしっかりと確認して、本当に火災保険の営業をするかどうか決めましょう。

マンション投資の火災保険の営業をするメリット

一度にまとまった収入を得ることができる

マンション投資の火災保険は、融資(不動産投資ローン)と同じ年数掛けることがあります。

一般的には、火災保険の保険期間は1年から10年まで自由に設定できますが、金融機関によっては、質権設定を行い、その期間と同じ保険期間の火災保険に加入する必要がある場合があります。

最高で10年の保険期間を設定する場合も多く、大きな規模のマンションの場合には、保険料が一括で数百万円になることもあります。

プランにもよりますが、一度に受け取れる報酬は数十万円から100万円単位のこともありますので、ボーナス的なイメージです。

時間の余裕が生まれる

一度に大きな報酬が得られると、経済的な余裕が生まれて、営業マンとしての1ヶ月の予算(ノルマ)も一度に達成できることから、時間の余裕も生まれます。

その時間を使って新しい案件に取り組んだリ、資格取得や新しい手法などを勉強する時間に充てることもできるようになります。

マンション投資の火災保険を上手に利用すると、余裕を持った営業ができるようになり、1件あたりのプレッシャーもなくなるので、営業の成約率も格段に上がります。

マンション投資の火災保険の営業をするデメリット

高い収入は続かず一度切り

マンション投資の火災保険はまとまった報酬が受け取れるメリットがありますが、その報酬は毎年もらえるものではなく、一度切りで完了します。

通常の損保では、毎年更新するたびに保険料収入が受け取れますが、マンション投資の火災保険の場合には、保険期間中の保険料を最初に一括で支払うので一度切りとなります。

ですから、「大きな案件があるから大丈夫」とのんびりしていると、地道にコツコツ営業する姿を忘れやすくなり、通常案件を「小さな案件」と感じるようになり、いい加減な営業が増えて、最悪の場合には顧客のクレームにも繋がることも少なくありませんので注意が必要です。

解約になったときの戻入が大きな負担となる

マンション投資の場合、火災保険が保険期間中に解約となる場合も少なくありません。

購入した物件の投資性が低いと判断されると、その物件は売却されることになり、それにともなって火災保険も解約となります。

10年の火災保険を1年で解約となった場合には、受け取った報酬の80%以上の戻入金が発生しますので、もし100万円の報酬を受け取っていた場合、80万円以上の戻入金を保険会社に返さなければいけなくなりますので大打撃です。

そういった意味では、戻入金のことを考えると、「受け取った報酬をすぐに使えない」「怖い」という感覚にもなりやすいのが特徴です。

戻入は退職後もつきまとう可能性がある

保険会社に勤めている営業マンの場合には、自分が退職後に発生した戻入に関しては責任を持つ必要がありませんは、代理店勤務の場合はそうではない可能性があります。

代理店と委託契約をしている営業マンの場合、代理店と結んだ雇用契約の中に「戻入規定」があれば、自分が代理店を退職してもその責任は半永久的につきまとうことになる可能性があります。

これは私自身が弁護士を通じて確認していることですので間違いはありません。

もしあなたが代理店に委託勤務しているのであれば、このあたりはしっかりと確認したうえで営業することをおすすめします。

まとめ

マンション投資の火災保険の営業は、甘いメリットも大いにありますが、それと同じくらいのデメリットもあります。

大きな報酬を得ても、いつ発生するかわからない解約による戻入が怖くて、なかなかそのお金を使うことができません。

このあたりをしっかりと確認してから、営業に向かうと良いでしょう。