これから保険の営業に転職しようと考えているあなたにお伝えしたいことがあります。
あなたは、本当に保険の営業は時間に融通が利く仕事だと思っていますか?
実は、お盆や正月も休みがないかもしれないと知ったら、転職を考えなおしますか?
育児に関わる時間が取れないとわかったら、転職をあきらめますか?
保険の営業の休みはお盆と正月のみというのは半分事実
土日祝日も営業する人が多い
基本的に保険の営業はアポの設定などのスケジュール管理は自分で行いますので、休みは土日に関わらず好きな日程で摂ることが可能です。
しかし、私の今までの経験上、土日祝日も営業する人がほとんどでした。
成績劣等な営業マン・・・土日も仕事をしないと収入にならない
このように、どちらにしても休みに仕事をしなければいけないという人がほとんどでした。
お盆や正月にも休日がない人もいる
お盆や正月にはまとまった休みを取ることが一般的ですが、保険の営業マンはそうもいきません。
特に損害保険を取り扱う営業マンは大変です。
GWやお盆休み、正月の帰省などは車の事故が増えますので、休みを返上して事故対応に向かわなければいけないことも少なくありません。
また、大型連休でしかアポが取れない顧客もいたりすることから、そのアポを優先して家族旅行も行けない営業マンを何人も見てきました。
子育てに関わる時間はほとんどない
保育園の送迎や急な呼び出しには対応できないことが多い
保険の営業マンは、基本的に朝から晩まで人に会っていますから、子どもの保育園の送迎をすることはできません。
朝早い時間であれば可能かもしれませんが、夕方のお迎えの時間は重要なアポで埋まりやすい時間帯ですので難しいと思った方がよいでしょう。
また、子どもは急な発熱や病気・ケガをするこも多いので、保育園からの急な呼び出しもあります。
しかし、アポを変更したりキャンセルすることで、顧客の信頼を損ねてしまったり、契約のタイミングを逃してしまうことに繋がりやすいので、なかなか急な呼び出しに対応することはできません。
アポ優先で育児に関わる時間は取れないことが多い
保険の営業マンは、土日もアポ優先でスケジュールを組むことが多いので、家族で週末に出かけるなどの自由はあまりありません。
特に営業を始めたばかりの時期は、商談の成約率も高くないので、商談経験を積むためにたくさんの人に会う必要があります。
夜遅い時間や土日しかアポが取れない見込み客も多いので、なかなか育児に関わる時間が取れないと覚悟しておきましょう。
保険営業を転職先として考えるときはよく考えてから決めよう
理想と現実は違う
保険の営業は、
・時間管理は自分でできるので融通が利く
と最初に聞きますので、一般的なサラリーマンの仕事に嫌気がさしている人には魅力的に映るかもしれません。
しかし、現実はそう甘くはありません。
保険は「目に見えない商品」ですから、営業マンのセールストークのみが成約に繋がる武器となります。
逆をいえば、あなたのセールストークに魅力がなければ、誰もあなたから保険に入ってくれないということです。
保険の営業に転職をしても、離職率が8割を超えるといわれている理由がここにあります。
契約が増えれば顧客対応に追われる
保険の営業に慣れてくると、商談の成約率も上がり、契約件数が増えてきます。
アポは新契約を取るための商談が主ですが、契約件数が増えれば保全(アフターフォロー)の時間も必然的に増えます。
特に損害保険の事故対応となると、保険金の支払いや保険の対象が元通りになるまで時間がかかりますので、新契約以上に時間を取られることになります。
そして、それは突発的に怒ることがほとんどですので、決まっていたスケジュールを変更したりキャンセルすることで対応するしかありません。
もちろん家族旅行やイベントごとなどもこれらのアポや仕事に左右されますので、契約が増えれば収入も増えますが、事由な時間もなくなっていきます。
「時間に融通が利く」は本当か
確かに、ある程度時間に融通が利くのは本当です。
私も、過去に親戚の突然の不幸に駆けつけるために会社に連絡を入れて、すぐに了承を得られたことがありました。
ただ、このときはたまたまアポが少ない日でしたので、仕事に影響することはありませんでしたが、これが通常営業している日であれば、上司から同じ対応をされたかどうかはわかりません。
実際、営業成績が悪ければ「休みを取る余裕はないはずだ」と会社からプレッシャーがかかりますので、何よりも仕事を優先しなければいけない空気に負けて、自分の都合でスケジュール調整はできなくなってきます。
20代や30代独身にはおすすめ
これらのことから、保険の営業は20代や30代の独身におすすめの仕事です。
・夜遅くなっても誰にも迷惑がかからない
・週末や休日に仕事をしても文句をいわれない
・将来の結婚のために収入を増やしておきたい
これらのことを考えたとき、家族を抱える40代やそれ以上の既婚者にはおすすめしにくい仕事であると考えます。
特に小さな子どものいる家庭の男性は、慎重に保険の営業への転職を検討しましょう。
まとめ
保険の営業は簡単な仕事ではありません。
離職率が8割を超えるという事実も知っておかなければいけません。
ただ、頑張れば頑張っただけ収入が増えるという側面は魅力的ですから、比較的自由に時間を使える20代や30代の独身にはおすすめです。
家庭の事情、収入、育児、これらのことを総合的に考えて判断しないと、保険の営業への転職は失敗してしまうかもしれませんので、じっくりと考えてから決断しましょう。
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