- 保険提案をしてもなかなか申込アポが取れない。
- 申込のクローズが怖くてかけられない。
こんな悩みを持っている保険の営業マンはいませんか?
保険提案をしたら、良い感触のまま申込手続きに進みたいというのは、保険の営業マンなら誰しもが思うことです。
しかし、これがなかなかうまくいかずに成約率が上がらないと、段々とクローズをかけるのが怖くなって提案が無駄に長くなったり、クローズをかけずに終わってしまうなんてことに繋がってしまいます。
そこで、明日から誰でも簡単にできる「保険提案と申込手続きを同じ日にする」3つの方法を紹介します。
紹介する3つの方法は、ごく基本的なことですので、もしかしたら「こんなの知ってる」と思うかもしれませんが、大切なのは本当に毎回実践し続けることです。
経験を積めば積むほど見えなくなるものもありますので、初心に戻ったつもりでご覧ください。
提案のアポ取りのときに申込手続きも可能なことを伝える
申込のクロースをかけるのが苦手だという人は、その緊張感・プレッシャーが苦手だということと同じかもしれません。
これを繰り返していると、クローズ恐怖症になってしまいます。
自分に過度なプレッシャーをかけないためには、「申込手続きができる」ということを相手に小出しに伝えることが必要です。
その一番簡単なタイミングが提案のアポ取りをするとき(初訪が終わったとき)です。
このとき、日時などを決めるのと同じ温度感でこう伝えるのがポイントです。
このときの相手の反応が良ければ、次の提案に落ち着いてのぞむことができます。
提案中に印鑑を持っているかを確認する
相手が印鑑を持ってきているということは、少なからず提案に納得したらその場で申込手続きを行う意思があるということです。
営業マンとすれば、その「意思」がわかれば気持ちがぐっと楽になりますので、早めにこの意思を確認しておきたいと思うのが当然です。
しかし、ただ印鑑を持っているかどうかを確認するだけでは、話の流れを折ってしまったり場の空気を変えてしまい、「この人は契約させたいのかな」と相手に不信感を抱かせてしまいます。
そうならないためには、提案中に自然に印鑑の有無を確認することが求められます。
- 提案の中で申込手続きの方法などについても説明する
- 申込手続きの中で印鑑が必要な部分について自然に説明する
- 流れの中で印鑑の有無を確認する
このような自然な流れの中で印鑑の有無を確認することができますので、提案後に過度なプレッシャーを感じることが少なくなります。
これはあくまでも一例ですので、あなたのトークの中で自然に印鑑の有無が聞けるタイミングがあるかどうか一度確認すると良いでしょう。
提案終了後に申込手続きにかかる時間を伝える
提案終了時に「申込しますか?」と聞くのが精神的につらいという方は、少しアプローチ方法を変えてみると良いでしょう。
このように、「申込をしてください」と直接聞くよりも、かかる時間を伝えて「時間があるかどうか」を聞くほうが精神的なハードルが下がります。
仮に相手が「はい」といわなかった場合でも、質問に答えたり疑問点を解消すれば問題なく元の流れに戻ることができます。
まとめ
相手に申込の意思を確認することはどの営業マンにとっても緊張する瞬間です。
これは、経験が少ない営業マンはさらに苦痛に感じることも少なくありませんので、今回紹介したような工夫をして、自然な流れで申込手続きに移行できるようにしていきましょう。
営業マンであるあなたがプレッシャーを過度に感じることなく商談を進めることができれば、相手も肩の力を抜いて話を聞くことができます。
双方にとって充実した時間となるように、営業マンとしてできる工夫をして商談にのぞみましょう。