加入している生命保険を解約しようとしたとき、担当の営業マンから「対面でないと解約できない」といわれたことがありますか?
対面でしか解約ができないということは、担当の営業マンと会うために、仕事終わりやせっかくの休みの日に時間を取らないといけないということです。
これって本当に必要なことなのでしょうか?
実はまったくそんなことはないということがわかったら、あなたはどうしますか?
生命保険の解約は「対面」じゃなくてもできる
実は、生命保険の解約は「対面」じゃなくても解約手続きをすることは可能です。
では、なぜ担当の営業マンは「対面でないと解約できない」というのでしょうか?
「対面じゃなきゃダメ」というのは営業マンの解約阻止のための時間稼ぎ
担当の営業マンが「対面じゃなきゃダメ」というのは、解約をできるだけ先に延ばして、できれば解約を阻止したいからです。
解約手続きを対面にすることで、顧客と会うためのアポイントを取る必要ができ、顧客はスケジュールを調整する必要が出てきます。
顧客は、解約手続きをするためだけに時間を取ることになるので、面倒な気持ちになり、ズルズルと解約手続きを先延ばしにしてしまうこともあります。
そうなることで、契約が継続されている間は担当の営業マンに報酬が入り続けますので、営業マンはそれを狙っています。
また、もし対面で手続きをするアポイントが取れたら、口の上手い営業マンに解約をしないように丸め込まれてしまうことも容易に想像できます。
対面じゃなくても簡単に生命保険の解約ができる方法
では、生命保険の解約を対面じゃない方法で手続きする方法はあるのでしょうか?
実は簡単に、「対面じゃなくても」生命保険を解約する方法があります。
一番簡単なのは保険会社のカスタマーセンターに連絡をすること
一番簡単に「対面じゃなく」解約手続きをするには、保険会社のカスタマーセンターに連絡をすると良いでしょう。
保険会社のカスタマーセンターへは、「0120」からはじまる電話番号で連絡することができますので、加入している保険会社のカスタマーセンターの電話暗号がわからない方は、生命保険協会のホームページから確認することができますので、こちらをご覧ください。
電話をかけたら、氏名や加入している証券番号を相手に伝え、本人確認を終えたら解約の意向を伝えます。
その場で「解約の理由」などを聞かれたらその理由を伝えましょう。
ここでは特に嘘などはつく必要はありませんので、あなたが解約したいと思った理由をそのまま伝えて構いません。
対面で手続きをするときは営業マンの気迫に負けないよう準備をすることが大事
もし担当の営業マンと対面で解約手続きに臨むときは、営業マンの「解約させない」という気迫に負けない準備をしておく必要があります。
そのためには、
- 話を聞く(手続きをする)時間を決めておく
- 必ず書類を持ってくるように念押ししておく
- 解約手続きの方法以外の話は聞かないと伝える
などの取り決めをしておくことが大切です。
営業マンは口が上手いので、必ずできる限りの準備をして対面での手続きに臨むようにしましょう。
まとめ
加入している生命保険の担当の営業マンから、「対面じゃなければ解約できない」といわれても、その言葉通りに受け取ることはありません。
もし解約をしたいのであれば、保険会社のカスタマーセンターに連絡して手続きをするのが一番簡単です。
どうしても対面じゃなければ対応してくれない場合には、しっかりと準備をして臨むことが大切ですので必ず覚えておきましょう。