- 名義変更をお願いしたのになかなか対応してくれない。
- 手続きにミスが多くて何度も書類の書き直しをさせられた。
- 契約のときだけで終わったら全然顔を見せなくなった。
あなたの保険の担当がこんな営業マンだったら「こんな担当は嫌だ!」と、担当を変更したいと思うのは当然のことです。
でも、保険の担当って変更できるの?
面倒臭いことになったりしないの?
実は保険の担当は簡単に変更することができます。
そこで、保険の担当にうんざりしたときに、誰でも5分で確実に担当変更ができる一番簡単な方法を、保険業界歴22年の現役FPの私が教えたいと思います。
カスタマーセンターに電話をすれば誰でも5分で担当変更ができる
一番確実で簡単な方法は、保険会社のカスタマーセンターに電話をするということです。
この方法なら5分で担当変更をすることができます。
もしかしたら、「担当本人や担当のいる支社に電話しないと失礼」と思う方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
なぜなら、本人や本人のいる支社に連絡をしただけだと、「これからはしっかりとしますので」などと面倒な説得にあってうやむやにされる可能性があるからです。
その反面、保険会社のカスタマーセンターに電話をすると、「クレーム」という形で本社に電話の内容がしっかりと登録されるので、うやむやにされることなく、担当本人や支社長などに本社経由でしっかりと対応するようにとの要請が入ります。
カスタマーセンターに伝える内容
カスタマーセンターに電話が繋がったら、伝える内容は次の3つです。
- 個人情報
- 契約内容
- 申し出の内容
まずは氏名、生年月日、住所などを伝えて本人確認をして、次にどんな契約をしているか(契約者本人か)確認をします。
保険会社で契約の有無の確認が取れたら、次に担当を変更してほしいということを明確に伝えます。
「なぜ担当の変更がしたいのか」「どんな経緯があったのか」を明確に伝えるために、電話をする前に伝える内容をメモに箇条書きにして、それを見ながら電話をすると良いでしょう。
カスタマーセンターに伝えるときの注意点
保険会社のカスタマーセンターに「担当を変更してほしい」と電話をするときは、覚えておきたい注意点が2つあります。
担当には「本当に怒っている」ということを伝える
営業マンは無意識のうちの顧客に「序列」をつけています。
序列の基準は契約の大きさや顧客のステイタス(肩書)、持っている人脈などがほとんどですが、それをあからさまに態度に表すのは大変失礼なことです。
「ちょっとくらいならいいか」「あの人なら許してくれる」という慢心に営業マン本人が気づいていないこともありますので、本当に怒っているということを明確に伝える必要があります。
本人に直接伝えてもなんとなく流されてしまうこともありますので、第三者的な立場で絶対的に上の立場にある本社経由であなたの気持ちを伝えてもらいましょう。
担当から連絡が来ないように念押しすること
営業マンからすれば、謝ってすむならそうしたい(なぜなら保険料収入が継続するから)と思うはずですので、すぐにでも連絡を取りたいという気持ちになるのは当然です。
しかし、あなたが「担当を変更してほしい」という気持ちになるということは、顔も見たくないという気持ちの表れです。
いらぬ説明を受けたくない、電話に出たくないという方は、カスタマーセンターとの電話の中で必ず「担当からの連絡はいりませんので担当を変更してください」と明確に伝えましょう。
担当にもこのことは伝わりますので、絶対に連絡が来ることはありません(これで連絡が来るようならクレームの電話をカスタマーセンターに入れます)。
保険の担当を変更したいと思ったときにあなたにある2つの選択肢
担当の営業マンから失礼な仕打ちをされて、もし「担当を変更したい」と思ったら、あなたがとることができる選択肢は大きく2つあります。
- 契約は継続し担当を変更すること
- 契約を解約して他社に乗り換えること
どちらを選ぶかはあなた自身の判断になりますが、必ず一度立ち止まって冷静に判断をしなければ間違った決断をしてしまう可能性もありますので注意が必要です。
契約は継続し担当を変更すること
保険契約を継続して、担当だけを変更する。
まず第一に考えることがこの選択ですが、どうやって担当変更をするかは上でも説明した通りです。
なぜこの選択が第一かといえば、問題は担当であって、保険契約に問題はないからです。
契約している保険が、あなたに必要な保障を考えてプランニングしたものであれば、担当に問題があったとしても解約してしまうのはもったいないのでやめましょう。
もし担当に対して何らかのクレームを入れたい場合には、保険会社のカスタマーセンター以外にも、生命保険協会や金融庁、国民生活センターなどにクレームを入れるという選択もあります。
契約を解約して他社に乗り換えること
保険を続けることも嫌で、どうしても一度すべてをリセットしないと気が済まないというのであれば、保険を解約して、営業マンだけでなくその保険会社との繋がりすべてを断つという選択肢もあります。
この場合、同じような保障内容の他社の保険に加入し直すことになります。
今では保険会社の営業マンだけでなく、保険代理店やネットでも保険を選ぶことができます。
もし自分で選ぶのは難しい、アドバイスが欲しいというのであれば、何回相談しても相談無料の保険相談を利用してみることをおすすめします。
保険を他社に乗り換えるときの注意点
保険を解約して他社に乗り換えるときは、注意しなければいけないポイントが3つあります。
- 新しい保険に加入できない可能性がある
- 支払う保険料が上がる可能性がある
- 保障内容が悪くなる可能性がある
告知が緩い緩和型・無選択型・限定告知型などの保険や、病気やケガでも保険会社の提示する特別条件を飲めば加入できるものがありますが、保険は基本的に健康な方でなければ加入はできません。
契約していた保険に加入したときは健康であっても、今新しく保険に加入するときに健康かどうかはわかりませんので、もしかしたら加入できない可能性も否定できません。
新しく加入する保険の保険料は現在の年齢で計算されますので、今まで加入していた保険よりも保険料が高くなる可能性がありますし、選んだ保険によっては保障内容が悪くなる可能性もあります。
もし保険を他社に切り替えるという選択をするのであれば、新しい保険に加入してから(契約が成立してから)解約するようにしましょう。
保険のことは一度FPに相談したいという方は、無料の保険相談を利用することをおすすめします。
以下に私がおすすめする保険相談のひとつを紹介します。
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まとめ
保険の担当を変更したいと思ったとき、保険会社のカスタマーセンターに電話をすると誰でも確実に・簡単に担当を変更することができます。
ただし、その前に契約を継続して担当だけ変更するのか、保険を解約して保険会社ごと縁を切るのかしっかりと冷静に判断しなければいけません。
どちらの選択肢を取るにも、その方法は紹介しましたので、しっかりと確認して正しい選択ができるように判断していきましょう。