売れている保険の営業マンが、いつもどんなものを持ち歩いているのか気になりませんか?
- 契約に繋がる特別なアイテムはあるの?
- 初めてでも信用されやすいようにするアイテムはあるの?
- 売れている営業マンしか持ってないアイテムってあるの?
「これさえ持っていれば、契約がどんどん取れる!」
そんな魔法のようなアイテムはありませんが、売れている営業マンは見込み客を契約に導くために必要な最短距離を知っています。
それは逆に言えば、最短距離を行くためにミスをしないということです。
契約までの最短距離を行くために必要なアイテムが売れている営業マンのバッグの中に入っているとしたら、その中身を知りたくはありませんか?
そこで、保険業界歴22年の現役FPであり数々の受賞歴のある私が、その経験から売れている保険の営業マンの共通するバッグの中身の3つの特徴と、おすすめのアイテムを紹介しますのでご覧ください。
売れてる保険の営業マンに共通するバッグの中身の3つの特徴
売れている保険の営業マンには共通するバッグの中身の特徴があります。
それは次の3つです。
- 資料やパンフレットでカバンの中身をパンパンにしていない
- いつでもカバンの中身を清潔に整理整頓している
- 緊急事態に備えたアイテムを必ず持っている
資料やパンフレットでカバンの中身をパンパンにしていない
売れていない保険の営業マンは、保険を誰に提案しようか具体的に決めていません。
ですから、「誰にでも提案ができるように」様々な商品の資料やパンフレットなどをカバンに詰め込んでいます。
しかし、売れている保険の営業マンはムダな資料やパンフレットをバッグに入れて持ち歩きません。
その理由は、提案するターゲットが決まっていて、必要な資料やパンフレットも決めているので、必要最低限の持ち物しかバッグに入れていないからです。
もし不意に新しい見込み客が見つかったとしても、そこで保険の話はせずに、まずは信頼関係を築こうとしますので、いきなりパンフレットなどで保険の話をしようとはしません。
だから、無駄な資料やパンフレットでバッグの中がパンパンに膨れ上がっていることはありません。
いつでもカバンの中身を清潔に整理整頓している
売れていない保険の営業マンのバッグの中は、資料やパンフレットだけでなく、新聞や本、タオル、食べ物や筆記用具、買い物のレシートや袋など、必要なものとそうでないものがゴチャゴチャに入っています。
売れている保険の営業マンのバッグの中は、アイテムごとにきちんと整理整頓されていて、必要なときにすぐに取り出せるようにきれいに収納してあります。
また、ゴミなどもなく清潔にしているので、資料やパンフレットなどもきれいなまま見込み客に提示することができます。
緊急事態に備えたアイテムを必ず持っている
営業は基本に忠実でありながら、臨機応変にその場で対処する力が求められます。
売れている保険の営業マンは、外出中の突然の雨、電話での商談が長引いてスマートフォンのバッテリーが切れるなど、予想できる緊急事態に備えたアイテムを必ず持っています。
そのアイテムを自分のためだけでなく、困った相手にも差し出せる懐の深さも売れている保険の営業マンの特徴のひとつでもあります。
契約に直接繋がらないと思いがちなアイテムでも、それを準備していることで「仕事ができる」「準備がきちんとできる」「緊急時にも焦らない」というイメージをつけることができて、信頼できる営業マンと見てくれるようになります。
売れてる保険の営業マンのバッグに必ず入っているおすすめアイテム10選
では、実際に売れている保険の営業マンはどんなものをバッグに入れているのでしょうか。
おすすめのアイテムを10個紹介しますので、まだ持っていない方はぜひこの機会に手に入れておきましょう。
シンプルで高級感のある筆記用具
売れている保険の営業マンが顧客の前で話をするとき、必ずシンプルで高級感のある筆記用具を使って話をします。
派手すぎず、シンプルで高級感のあるボールペンを使って資料の説明をすると、顧客の目線はボールペンを通してあなたの「人となり」を無意識のうちに認識します。
保険は合計で支払う保険料が数百万円から数千万円となる高価な買い物ですので、その提案を100円のボールペンでする営業マンはいませんよね?
おすすめは「パーカー」のボールペンです。
パーカーのボールペンは、そのシンプルでスタイリッシュなデザインでそのビジネスシーンでも活躍し、快適な筆記をもたらしてくれる歴史ある1本です。
名刺入れ
名刺入れは初対面の相手と名刺交換をするときに、相手に最初に見せるあなたの「武器」です。
あなたの顔ともいえる名刺を出す名刺入れが、もしセンスのない安物だった場合、相手は一瞬にしてあなたを自分よりも下に見てしまうでしょう。
おすすめなのは、シンプルかつ高級な名刺入れです。
ルイヴィトンのレザーであれば、万人受けするデザインで派手さもなく、シンプルな高級感をアピールすることができるのでおすすめです。
シンプルな高級システム手帳
商談のスケジュールや顧客とのアポイントをスマートフォンで管理している営業マンもいますが、売れている保険の営業マンは手書きのシステム手帳を使っています。
なぜなら、顧客の目の前でシステム手帳を颯爽と広げてスケジュールを確認する仕草が、「売れている」感を演出するからです。
おすすめは、ヴィトンのタイガシリーズです。
猫背で肩をすぼめてスマートフォンを操作してスケジュール確認する姿と比べたら一目瞭然ですよね。
ちなみに、システム手帳の中身は市販のものを毎年買い替えれば使えますので、あなたが使いやすいものを文具店や本屋さんなどで購入してください。
制汗剤と靴スプレー
消臭アイテムは必ずバッグに入れておきましょう。
おすすめは、制汗剤(スプレー)と靴に吹きかけるスプレーです。
身体の汗やニオイに銀イオンが効果があるのは有名ですよね。
満員電車で汗ばんだまま顧客のもとに行くなんてありえませんので、必ず制汗スプレーでニオイのもとをシャットアウトしておきましょう。
それと意外と注意しない営業マンが多いのが足のニオイです。
靴を脱いで上がる一般の住宅で商談をする場合、さっと靴にひと吹きしてから商談先に向かうのも売れている保険の営業マンがしているエチケットです。
ブレスケア(口臭)アイテム
売れている保険の営業マンは商談前に焼肉などは食べませんが、口臭は何も食べた後にだけするわけではありません。
特に年齢のいった営業マンは、口臭に気をつけなければいけません。
「はじめまして」で相手を幻滅させてしまえば、契約どころか次のアポイントさえ取ることができません。
バッグを置くハンカチ
あなたは商談先の家に通されたとき、そのバッグをどこに置きますか?
もしあなたが座っている椅子の隣りの椅子や机の上にバッグを置くようなことがあったら、必ずバッグの下にハンカチを敷くようにしましょう。
なぜなら、あなたのバッグの底についているかもしれない汚れが相手の家や家具を汚してしまうかもしれないからです。
ここに気がつけるかどうかで、売れている保険の営業マンになれるかどうかも違ってくるといっても過言ではありません。
ポータブルモバイルバッテリー
スマートフォンやタブレットPCなど、商談や普段の生活でも使用するモバイル機器は充電がなくなってしまうと使うことができません。
顧客との電話やメールの連絡、地図などのナビ、商談資料、様々な用途があるモバイル機器のバッテリーが切れても対応できるように、持ち運びしやすいポータブルモバイルバッテリーをバッグの中に入れておくことをおすすめします。
折り畳み傘
折り畳み傘は営業マンの必需品です。
外出先での突然の雨にもすぐに対応できるよう、バッグに忍ばせておきましょう。
ポイントは、大きさ(目安は100cmほど)、耐久性、持ち運びやすさ、撥水性の4つです。
折りたためばコンパクトで広げれば大きいもの、これを基準に選ぶと良いでしょう。
クリアファイル
クリアファイルは資料やパンフレットなどが下り曲がったり、汚れたりしないようにするために必要です。
自分の資料だけでなく、顧客からもらった資料や書類などを大切に持ち帰るためにも重宝しますので、必ず数枚はバッグに入れておきましょう。
厚みが出ないのもクリアファイルの特徴のひとつです。
替えの靴下
雨の日の商談で、靴の中にまで水が入って靴下がびしょびしょになってしまった経験はありませんか?
その濡れたままの靴下で商談先の家に上がるなんてことは、営業マンの前に人としてあり得ない行為です。
家に上がる前に、失礼のないように靴下を替えておきましょう。
まとめ
売れている保険の営業マンのバッグの中には、契約に繋げるための様々な工夫が詰まっています。
直接契約に繋がるものから、顧客の信頼を得るもの、緊急時に対応するためのもの、これらのアイテムが整理整頓されてバッグに入っています。
資料やパンフレットなどは必要最低限しか入れず、すっきりとしたバッグで商談にのぞむようにしましょう。